TEdb project on Starrydata

日本熱電学会の熱電特性データベースWGが主催する、学術論文からの熱電特性データベース構築プロジェクトのブログです。

Materials ProjectのAPIの使い方(基本)

Materials Projectから、検索条件に当てはまるデータを取ってくる方法について紹介します。
まずは、ブラウザのURL欄に書き込むことで入手する方法です。

1. API keyを入手します。

Materials Projectにログオンした状態で、メニューバーから、APIのページに行くと見られます。
https://materialsproject.org/open
初めての場合はgenerate API Keyを押すと一瞬で発行できます。2回目以降はページにダイレクトに書いてあります。

私の場合は6he*************です。(一部隠してあります)

2. URL欄に、以下のように書きます。
https://www.materialsproject.org/rest/v1/
3. materials/物質名/vaspと書きます。

物質名は例ではFe2O3と書いてありました。
materialsのほかに、tasksとbatteryが選べるようです。
詳しくは後で調査します。

4. API keyをGET文の形で書きます。

GETとは、URLの中で情報を渡す方法で

http://..../..../....?param1=xxxx&param2=yyyy&param3=zzzz

という形で書くものです。

たとえばAPI keyを渡すには、

?API_KEY=6he*************

などと書きます。

5. 検索条件を追加

続けて他の検索条件があれば&をつけて書いて、Enterを押しましょう。

最終的にこんな感じのURLになります。

https://www.materialsproject.org/rest/v1/materials/物質名/vasp?API_KEY=6he*************

もし書き方が正しければ、JSONファイルが以下の形式で表示されます。

{
    valid_response: true,
    version: {
        pymatgen: "2.2.0",
        db: "2012.07.09",
        rest: "1.0"
    },
    created_at: "2012-08-29T05:21:51.232084",
    copyright: "Copyright 2012, The Materials Project",
    response: {response_content}
}

書き方を明らかに間違えると、怪しい者としてログアウトさせられるようです。